東山動植物園、実は同等の広さのある植物園が穴場、シニアの楽園

東山動物園フラミンゴ 動物園

東山動植物園の概要

2017年の入場者数は、日本国内で上野動物園に次ぐ約240万人。飼育種類数は日本一。敷地面積も日本最大級。本園、北園に別れた動物園、植物園、東山スカイタワー、遊園地が併設された大型の複合施設。

2019年10月の平日に来園。遠足シーズンということで、多数の園児、児童で賑わっていた。大学生と思しきグループが造形実習を行うなどもしていた。通路が広いため、ベビーカーや大量の子供が行き来しても特にストレスは無い。動物たちも活発で退屈はしなかった。

動物の紹介と共に注意喚起も多く、内容も読みやすいため、子供が無理な接触を図ろうとする様子も見受けられず、動物もリラックスしている。

カフェやフードコートは常に満員状態だが、各家庭やグループでビニルシートを持ってきて、そこかしこでお弁当や購入したフードを広げることができる(そのためのスペースも多い)。

階段や段差がある場所ではかならずスロープが併設されており、移動もそれほど苦ではない。モノレール駅にはエレベーターもある。

動物園と同等の広さのある植物園は、当時はバラが一部見ごろを迎えており、カメラを携えた入園者も複数見受けられた。高齢者の憩いの場にもなっているようで、休憩所の利用者はほぼ高齢者。子供の姿は植物園方面には、ほぼなかった。

蛍光ベストを着た園内ボランティアの方が数人歩いているので、人が少なくても何かあったときに対応してもらいやすい。

入園者に対してスタッフの数が少ないように感じるが、よく見ればそうでもない。園内地図が各所に設置され、現在地が分かりやすく示されているため、迷子もでにくいだろう。滞在中(丸一日)に迷子放送は一度もかからなかった。

遠足での来園に各施設の教員も慣れており、子供とのやりとりが微笑ましい。

料金

  • 高校生以上…500円
  • 年間パスポート(高校生以上)…2000円
  • 名古屋市内在住の高齢者…100円
  • 年間パスポート(上記高齢者)…600円
  • 中学生以下…無料

 ※各種手帳所持者、小学校、中学校、幼稚園、保育園の行事(遠足)での利用等、減免制度あり

営業時間

9:00~16:50
 ※毎週月曜休園日(月曜が祝日・振替休日の時は直後の平日)
 ※年末年始(12月29日~1月1日)

クーポン情報

  • 名古屋市交通局発行の「一日乗車券」または「ドニチエコきっぷ」(有効期限内に限る)を窓口に提示で入園料を100円引き
  • 名古屋まつり(10月第3日曜日)に無料開放
  • JTB前売りチケット(ファミリーマートのFamiポート)で100円引き
  • 会員制割引優待サービス
  • WEB限定入園券販売

イベント情報

年内開催中のもの、開催予定のもの

  • 2019/5/1~ 新元号記念スタンプラリー
  • 2019/10/5~11/17 秋まつり
  • 2019/11/2~2020/1/5 TVアニメ「BEASTARS」舞台めぐり
  • 2019/11/15~12/1 もみじ狩り
  • 2019/11/15~17、11/24、11/30、12/1 紅葉ライトアップ
  • 2019/12/21~22 クリスマスイベント

住所

〒464-0804 愛知県名古屋市千種区東山元町3丁目70

アクセス(行き方)

自動車

  • 東名高速道路の場合
    名古屋インターより県道60号線を西へ約15分
  • 名二環(東名阪の場合
    【上社より北から】上社インターより県道60号線を西へ約10分ほど
    【上社より南から】上社南インターより県道60号線を西へ約10分ほど
  • 名古屋高速の場合
    四谷出口より一般道を東へ約10分ほど

鉄道

  • 地下鉄東山線「東山公園」駅下車 3番出口より徒歩3分ほど
  • 地下鉄東山線「星ヶ丘」駅下車 6番出口より徒歩7分ほど

駐車場情報

  • 駐車可能台数…1,600台
  • 利用時間…8:45~17:00
  • 利用料金…普通自動車800円、大型自動車2000円、自動二輪車等400円

混雑状況

  • 平日・休日共に、親子連れや遠足利用の多数の子供で賑わう
  • 人ごみで見られない程の展示はないが、どの展示にも満遍なく人がいるため、静かな鑑賞はほぼできない

宿泊情報

名古屋市内での宿泊ならば最低4000~5000円ほどから

食事情報

園内に複数のカフェ、レストランあり。
単価はやはり高めの設定だが、味や量はそれなりに満足できる。

穴場

動物園側は多数の人で常に賑わっているが、植物園側は比較的静か。
年配の方が多く見受けられ、また数も多くは無いので静かに散歩が出来る。

家族で行くのにおすすめ

  • 動物をかなり至近距離で観察できるため、子供に喜ばれる
  • 園内トイレや休憩所が多いため、適時の休憩がとれる
  • スロープが多く、階段も少ない
  • 園内はかなり広いが、モノレールが走っているので移動は苦ではない

子連れ、赤ちゃん連れの注意

  • 乳幼児用のベビーカーの貸し出しがあるが、数に限りがあるので注意すること
  • 園内各所に授乳施設が設けられているので、位置把握のため入り口で園内マップをもらうこと

まとめ

  • 日本国内で上野動物園に次ぐ約240万人の入場者(2017年)。
  • 飼育種類数は日本一。敷地面積も日本最大級。
  • 通路が広いため、ベビーカーや大量の子供が行き来しても特にストレスは無い。
  • 動物の紹介と共に注意喚起も多く、内容も読みやすいため、動物もリラックス。
  • カフェやフードコートは常に満員状態だが、そこかしこでお弁当を広げることができる。
  • 階段や段差がある場所では、かならずスロープが併設されており、モノレール駅にはエレベーターもある。
  • 植物園は、動物園と同等の広さ。
  • 園内地図が各所に設置され、現在地が分かりやすく示されているため、迷子もでにくい。
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