京都市動物園、ゴリラもライオンもいいが、カフェのある図書館が穴場

京都市動物園の魅力

日本で２番目に古い、歴史ある動物園。数年前にリニューアルされたため、とてもきれい。動物園特有のにおいなんかも気にならない。あまり広くはないが、いろんな動物がおり、疲れすぎずに楽しめる、満足度の高い動物園。

チケットはいろんな動物の写真つき。ランダムに出てくるので、行く度に今日はどの動物の写真かな？とちょっとした楽しみになる。

たびたび飼育員さんがお話ししながら餌やりを見せてくれる。京都大学と連携しており、さまざまな研究活動をしているので、例えばゴリラが勉強する姿なんかも見ることができる。

京都に生息する動物もたくさん展示されており、身近にこんなにたくさんの生き物がいるんだと知ることができる。

親子二代に渡って通っているという地元のご家族も多い。

長年ツシマヤマネコの繁殖に取り組んでいる。展示されている個体以外に、繁殖施設をもうけており、全国の動物園と連携して保全に取り組んでいる。

ゾウは開園初期から飼育しているベテラン個体と、ラオスからやってきたまだ若い個体が四頭もいる。今後、繁殖を目指していくとのこと。走り回ったりプールで泳いだり、ゾウ同士でじゃれあったりする様子はとてもおもしろい。

ゴリラは家族で飼育されていて、赤ちゃんもいる。とても立派なシルバーバックがいる。

おすすめは、とてもかわいいヤブイヌ。たくさん飼育されていて、元気に走り回っている姿は見飽きない。

鳥類も充実している。

非常に歴史のある動物園なので、何十年もこちらの動物園で暮らしている生き物がたくさんいる。カバも30年ぐらい飼育している個体だそうだ。

園内にはとてもおしゃれな図書があり、生き物に関するあらゆる書籍、学術書や図鑑から絵本までを、ぎっしり所蔵している。生き物の標本もたくさん展示されていて見応えがある。

図書館ではたびたび夜の図書館トークなどのイベントが行われており、生き物に関する研究に触れたり、動物園の意義についても深く知ることができる。

カフェが併設されており、コーヒーを飲みながらの読書も楽しめる。夏休みの学習なんかにも便利。ベビーカーのお母さんなんかがゆっくり読み聞かせをしていたり、のんひり過ごすひとが多い。

この図書館とレストランは、入場券がなくても入ることができる。読書だけでもじゅうぶん楽しめる素敵な図書館なので、ぜひ足を運んでほしい。

〒606-8333 京都府京都市左京区岡崎法勝寺町

９時~17時

近隣に、岡崎公園駐車場、みやこめっせ地下駐車場、その他コインパーキングなどがある。ただし観光客で常にどの駐車場も混雑している。専用駐車場はない。

大人620円。年間パスポート2510円。

京都市内在住の70歳以上の方は本人無料。免許書、保険証などの提示が必要。
身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、精神障害者保健福祉手帳、福祉乗車証などをお持ちの方は、本人と介護者1名無料。

地下鉄東西線蹴上駅から徒歩５分、その他市バスなどの本数も多くアクセスは便利。近隣駐車場は常に混雑しているので、公共交通機関がおすすめ。

中学生まで入場料が無料なので、いつもたくさんの家族連れや遠足の子供たちで賑わっている。
園内はコンパクトでまわりやすく、お手洗いもとてもきれいで安心。
キリンを上から見られる遊歩道や、ふれあいエリアもあり、小さい子供にも楽しめる。
小さな観覧車など古い遊園地のようなエリアがあり、とてもかわいく懐かしい雰囲気もある。
園内では軽食や飲み物も売っている。
レストランひな野が入っており食事も楽しめる。
もちろん持ち込みのお弁当を広げることもでき、ベンチやテーブルもあちこちにある。
夏休みには、サマースクールとして、飼育員体験などの体験学習が開催される。小学生向け~高校生ぐらいまで、各年齢に応じた様々なプランが用意されており毎回人気（要申込）。
京都大学と提携しており、霊長類をはじめとした様々な研究も盛ん。