飛鳥山公園は都内屈指の桜の名所!遊具も多くファミリーで花見を楽しめる

お花見

飛鳥山公園の概要

飛鳥山公園は東京都北区王子にある、桜の名所です。JR王子駅、都電荒川線王子駅、地下鉄南北線王子駅からすぐで、アクセスも便利です。

徳川8代将軍吉宗がこの地に桜を植えたことから始まる都内でも屈指の桜の名所です。

300年程前、享保の改革の施策のひとつとして、庶民の行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしました。

当時は桜の名所では禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認されており、庶民は様々な趣向を凝らして楽しんだそうです。

現在も地域の住民をはじめ桜の時期には多くの花見客が訪れる開放的な公園です。

山頂は桜でいっぱいです。

昼間は桜を見ながら散歩、夜はぼんぼりの灯りのなか宴会も楽しいです。

桜の木の下に敷物を敷く人が多いですが、土ですので、ややでこぼこした斜面になっていて、少し敷きづらい印象があります。

桜エリアの横には、公園があります。真ん中には大きなお城があり、ブランコ、お砂場などありますが、一番はなんといっても、かつて王子駅を走っていた都電と、大きな機関車です。子供たちは喜んで、電車を見たり、乗ったりして楽しんでいます。

公園の横には、桜が数本ある広場がありますので、そこでも桜を鑑賞することができます。家族連れや、小さいこどもたちのお母さんのお友達グループが、敷物をひいて、大人たちはおしゃべり、子供たちは公園で遊んでいる光景が、よく見られます。

公園脇にはお茶屋さんもあります。桜エリアからも、公園からも、近づけばJRの電車が見えます。子供たちにとって空きがちな、長時間のお花見宴会でも、公園で遊んだり桜を見たり、十分に楽しめると思います。

飛鳥山には、渋沢資料館、北区飛鳥山資料館、紙の博物館も併設されているので、お時間がある方、ご興味のある方はぜひ。

道路向かいに、石神井川の桜も見え、都電にのると右と左に桜が見えます。石神井川の桜もぜひ見てください。橋と桜のコラボレーションが素敵です。

ファミリーにおすすめ

園内には、子供たちも喜ぶ滑り台や石登りなどが盛り込まれたお城や電車(旧式の都電やD51)など遊具も多く、また噴水などもあり、小さいお子さま連れやファミリーでの来園にオススメです。

駅方面からは遠回りになりますが、自転車で行くこともできます。最近はお子様連れの自転車は電動が多いかと思われますが、電動でしたら坂も気になりませんので、おすすめです。

注意点としましては、駅からバギーで桜エリアに行かれる場合、アスカルゴがとても混み、かなり待つかもしれません。小さいお子様がぐずったときのために、なにか用意されるか、力持ちの男の方と一緒に行って、バギーを持つ係、赤ちゃんを持つ係に分かれて階段を使って登るか、もしくはアスカルゴを通り過ぎて車道沿いを上がっていって、スロープから行くか、桜のエリアに行くまでをどうするかあらかじめ検討されておくといいと思います。

お母さまだけでいくのであれば、アスカルゴの込み具合、お子様の状態を見て、少し歩きますが、アスカルゴ先のスロープを使われるのもいいかもしれません。

桜のエリアには、お祭りのある日以外は食べ物はそれほど売っていなかったと思います。ふもとに数件出店がでていると思います。公園内にお茶屋さんがあり、外でもアイスなどを売っていることもありますが、小さいお子様の食べ物、飲み物のご用意は持って行ったほうがいいと思います。

自販機はあります。小さいお子様連れでのお食事は、王子駅はそんなにここがいい!とおすすめするところは、ないと思います。ガストや、サイゼリアが山から赤ちゃん連れの方の徒歩で20分から30分ぐらいのところにあります。マクドナルドやすき家もありますし、東武ストアに隣接してミライザカがあります。こちらは個室があると思います。

どちらでも同じと思いますが、夜は冷え込みますので、昼間元気に遊んでいる子供たちは暑がりますが、羽織るものはしっかり持っていくほうがいいと思います。

デートにおすすめ

園は全体が小高い丘になっているため、ゆっくり散策をして、様々なところから桜を楽しめるので、お散歩デートにもピッタリです。

コーヒー片手にゆっくりお散歩して見ても良いですね。

道幅も広くなだらかなコースなので、おしゃべりしながらのお散歩も気持ちいいと思います。

見どころ・設備

飛鳥山はとても低く小さい山なので、頂上の桜エリアまで、徒歩で登っても割とすぐですが、足の不自由な方、赤ちゃん連れの方には、アスカルゴという、ミニモノレールがありますので安心です。

アスカルゴのアナウンスは賠償美津子さんで、そのアナウンスを聞きながら、短いモノレールの旅を楽しみながら登るのもいいものです。

桜の時期には大変混みますので、アスカルゴを利用される方は、少し時間に余裕をもって行かれるといいと思います。

見た目が、カタツムリに見えることから「アスカルゴ」という愛称で親しまれています。

もともと、高齢の方や障害者、小さなお子様連れなど誰もが飛鳥山公園を利用しやすくするために作られたものですが、一般の方も利用ができます。

乗降場は、園内に2ヶ所あり、JR王子駅中央口を左折すると目の前に「飛鳥山公園入り口」と山頂に「飛鳥山山頂」があります。

公園入り口から山頂までの高低差約18m、レール延長48mを2分ととても短い距離のモノレールですが、観光で訪れる方の多くが楽しんでいます。

また、「無料」で乗車できるのもお得な点です。

冷暖房も完備され、車イス・ベビーカーにも対応しているので、ぜひモノレールからの景色も楽しんでみてくださいね。

アスカルゴ

  • 運転時間:10:00から16:00まで
    (強風等悪天候の場合は、運転を中止することがあります。)
  • 乗車人数:16名(いす席6名、立ち席10名)

お花見シーズンは大変混み合うので、あらかじめご注意ください。

例年の見頃

3月下旬~4月上旬

園内の桜、その他の花

ソメイヨシノ、サトザクラなど約600本が植えられています。

つつじ

約10種・15,000株が植えられています。

あじさい

約1,300株が「飛鳥の小径(あすかのこみち)」に沿って約350メートルに渡り、植えられています。

イベント情報

残念ながら、2020年3月28日・29日開催予定の第23回北区さくらSA*KASO祭りは、感染が拡大しております新型コロナウイルス対策としまして「中止」となりました。

sa-kaso.jp
◆2024年(令和6年)03月30日(土)・03月31日(日) 「北区さくらSA*KASOまつり」は江戸の庶民が楽しんだ花見を現在に復活させ、また未来へ伝えていこうという有志達により始められました。飛鳥山の花見は、遡ること約280年前、徳川

食事情報

家族連れの多くは、お弁当持参で来園していることが多いですが、もし、お持ちにならない場合は、JR王子駅の駅近くで軽食をお求めになるのをオススメします。

園内には、自販機もありますが、遊具のある公園のはずれに数台あったりするだけなので、事前にお買い求めいただいた方が良いかと思います。

ちなみに王子駅前には、軽食に便利な「マクドナルド」や「リトルマーメイド(ベーカリー)」「松屋」「スターバックス」、大人数で食べるのにもちょうどいい「オリジン弁当」、アルコール類や飲み物、取り分け用のお皿やお箸なども調達しやすい「東武ストア(スーパー)」もあるので、買い出しを済ませてから、公園に向かいましょう。

ちなみに駅からは少し上り坂を上がって、公園に向かう感じになるので、買い出し担当になる方はご注意ください^^!

お花見後のお食事では、王寺駅高架下に、とんかつ和幸やスパゲッティ、お茶をするのにちょうどいいコージーコーナーなどがありますし、もう少し東十条方面に向かいますと、ガスト、しゃぶ葉などもあります。

そのあたりは、ほかにも飲み屋さん、中華料理屋さん、串カツやさん、お寿司屋さん、書ききれないほど飲食店があります。桜の時期はとても混みますので、予約されると安心だと思います。

所在地

〒114-0002 東京都北区王子1丁目1−3

アクセス(行き方)

電車

  • JR京浜東北線「王子駅」中央口か南口から徒歩0分
  • 都電荒川線「飛鳥山」、「王子駅前」から徒歩0分
  • 地下鉄南北線「王子駅」1番出口から徒歩3分

バス

北区コミュニティバス【Kバス】王子・駒込ルート[8][20]飛鳥山公園から徒歩0分

自動車(駐車場)

普通車21台の駐車が可能(150円/30分)

入場料

無料

営業時間・休園

終日開放、休園日なし

お花見の時期は21:00までぼんぼりが灯り、夜桜見物も楽しむことができます。

また、お花見するにあたっては、21:00以降の宴会が禁止されているそうです。

詳しい情報は、北区土木部道路公園課(土日祝休) 03-3908-9275または北区ホームページにてご確認ください。

まとめ

  • 徳川8代将軍吉宗がこの地に桜を植えたことから始まる都内でも屈指の桜の名所
  • 子供たちも喜ぶ滑り台や石登りなどが盛り込まれたお城や電車など遊具も多い
  • 全体が小高い丘になっているため、ゆっくり散策をして、様々なところから桜を楽しめる
  • 園内のあちこちで桜は見られるので、下から見上げても、上から見下ろしてもいたるところから楽しめる
  • 手軽に楽しめる設備として、あすかパークレール(無料)が人気
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