国立科学博物館の魅力
全国には数多くのミュージアムがあるりますが、その頂点に立つのが東京上野にある国立科学博物館です。特徴を言い表すと、子どもから大人まで楽しめる点ではないでしょうか。一度訪れるとリピーターになってしまうほど楽しめる超おすすめスポットです。
この施設は、1877年に創立された由緒ある国内最大級の博物館で、地球生命と人類をテーマにした「地球館」と日本列島の自然と私たちをテーマにした「日本館」の二部構成になっています。
外観はスクラッチタイルを使用していて、威風堂々とした建物が特徴的で、現物を見るとまるで昭和時代にタイムスリップしたような感覚を体感できます。
国内最大級だけあって、展示数の多さには圧倒させられてしまいます。じっくりと見学すると丸一日必要になるほどですね。とにかく館内がとても広いので、ずっと立ったまま見学していると足が疲れてしまいます。
1日中見学していると若い人でも疲れるレベルなので、見学に訪れる時は前日に十分睡眠を取って体力を補給すること。館内は広いので至る所に休憩スポットが設置されています。
展示内容
トリケラトプスやティラノサウルスなど巨大な恐竜の化石展示が目玉です。実物大のスケールがその往時を想像させてくれます。展示を見た時は、きっと子どもから大人まで感動を与えてくれるでしょう。
それ以外にも、昭和時代に活躍した飛行機や自動車などの展示もされているので、見ごたえがありますね。何度訪れても、飽きさせない展示構成はさすが国立博物館の名に相応しいのです。
当館は常設展と特別展がありますが、常設展だけでも見応えと迫力感十分です。
常設展
特別展
入館料
入館料は、常設展で大人が630円で高校生以下は無料と嬉しい内容になっています。
家族連れでテーマパークへ訪れると、入館料だけでもそれなりにかかってしまいますが、国立博物館は高校生以下が無料なのでリーズナブルに済んでしまいます。
ちなみに、5月18日と11月3日は常設展が入館料無料になるイベント日も。
開館時間
開館時間は、通常時は午前9時から午後5時まで、そして金曜日と土曜日は午前9時から午後8時までとなります。
ゴールデンウイークなどの特別日も開館時間が延長されます。
気を付けなければならない点は休館日の確認です。
事前に調べておかないと、せっかく訪れたのに閉まっていたという事にも成りかねません。
過去に休館日を調べずに訪れたことがあり、ガッカリしてしまったことがありました。
博物館はお盆やお正月は休みだと思いがちですが、正月は元旦を除き開館しています。
お盆は休館日に当たらなければ開館しています。
アクセス(行き方)
現地までのアクセスですが、上野はJR以外にも地下鉄や私鉄も通っているので便利です。
JRを利用した場合は上野駅の公園口から出れば歩いてもさほど掛からないので利便性は抜群です。
途中公園内を歩いて行きますが、敷地一帯が森のようになっているので、自然と触れ合うこともできます。
上野公園に訪れる時は、車での利用はあまりオススメしません。なぜならば、公園周辺の駐車場は割高な料金設定となっているからです。国立科学博物館はじっくりと見学すると、丸一日必要なので長時間駐車するとかなりの料金が嵩んでしまいます。
食事処
食事については、公園敷地内にスターバックスからちょっとしたレストランまで揃っているので困りません。
イベント時期によっては、出店が開いていたりするのでその時の気分によって選択できます。
混雑
テーマパークで避けたいのはやはり混雑ではないでしょうか。
近くにある東京国立博物館の企画展が開催されていると、平日でも行列を作ったりするほど混み合います。
最近は文化の日に訪れましたが休日と重なり無料であったせいか、人の波で溢れかえっていました。
混雑を回避させる方法は、平日の夜間に行くと比較的空いています。
博物館などは午後5時で閉館する施設が多いので、それを逆手に取ればいいということです。
じっくりと鑑賞したい時は、金曜日の午後から訪れるのも手です。
混雑を避けられれば、有意義なひと時を過ごせることでしょう。
子連れの注意点
水分を補給する物を持参した方が良いです。
特に夏場など暑い時期に訪れると、見学途中にバテてしまいます。
見学中に暑さに負けてしまいダウンしてしまったことがありました。
デートの注意点
デートで訪れる時は混雑時期や暑い時期は避けた方が無難です。
暑さと疲れの影響で相手の機嫌を損ねてしまうかも。
ベストシーズン
訪れる時期としてベストなのは、4月と10月です。
4月は気温も丁度良く上野公園の桜も見物できるので、より充実した日を過ごせます。
暑さが和らぐ秋も、博物館の見学には丁度良いです。
所在地
〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20
電話: 03-5777-8600
まとめ
- 国内最大級の博物館
- 地球生命と人類をテーマにした「地球館」と日本列島の自然と私たちをテーマにした「日本館」の二部構成
- トリケラトプスやティラノサウルスなど巨大な恐竜の化石展示が目玉
- 昭和時代に活躍した飛行機や自動車などの展示も見ごたえがあり