香嵐渓（愛知県豊田市）4000本の紅葉ライトアップがデートに効く

香嵐渓の魅力

愛知県豊田市足助町にある有名な紅葉スポットである香嵐渓。その魅力は名前の通り美しい渓流（巴川）とその沿いに燃え盛る赤と黄色の紅葉。

香積寺までの川沿いには約4000本の多種多様なもみじが植わっており、涼しく澄んだ山の空気を味わいながらの紅葉狩りを堪能することができる。

香嵐渓の絶景スポットとして挙げられるのは、やはり「もみじのトンネル」。香積寺までの参道には背の高いもみじが生えていて、まるでトンネルをくぐっているかのように見えることからこの名がつけられた。

数年に一度、この香嵐渓にもみじ狩りに行くが、11月中は多くの人でにぎわっている。11月に開催される香嵐渓もみじまつりでは出店が出店されていたりもして非常ににぎやか。

デートで行くときは特にこの香嵐渓もみじまつりが最高。日が落ちるともみじがライトアップされ、夜桜ならぬ夜もみじが楽しめる。

明るいうちの香嵐渓も魅力的だが、ここ以上にきれいな夜もみじが見れるスポットはあまりない。

夜はほかにもカップルが多く、雰囲気が悪くないのもポイント。

香嵐渓もみじまつりの楽しみ方は、お昼から夜にかけて、家族や恋人と行くのがオススメ。

まず、香嵐渓についたら燃えるような紅葉を目で楽しむ。その後、出店や特別店舗にて売られているご当地グルメを楽しむ。

オススメは刀削麺と五平餅。

香嵐渓といえばコレというくらい有名な刀削麺。香嵐渓で食べられるグルメの中でもかなりの人気で毎度行列ができている。メニューとしてはチャーシュー麺、ミンチ麺、白菜炒め麺、野菜炒め麺がある。

特におすすめしたいのは白菜炒め麺で、寒くなってきた中でアツアツの麺と甘い白菜を食べながらのもみじ狩りは最高！

もう一つの五平餅は中部地方では有名なB級グルメ。つぶしたお米を木の棒に巻きつけてたれを塗って焼くものだが、愛知では味噌ベースのたれで焼いたものが多い。これも焼きたてを出してくれるので、五平餅を片手に歩きながらのもみじ狩りも乙なもの。

小腹を満たしたら「もみじのトンネル」をくぐって香積寺へと向かい参拝する。この時通る「もみじのトンネル」は絶景で、周りを見るとあちらこちらでカメラを構えている人が。記念撮影のポイント。

その後、香嵐渓広場で行われる和太鼓やお囃子、猿回しを楽しんだら、舞台は夜の香嵐渓へ。日が落ち始めると、夕焼けの光を受けて一層紅く燃えるもみじたち。そしてその後を追うようにライトアップされる鮮やかに夜もみじ。

昼から夜にかけて香嵐渓を訪れると、一度に3種の顔を見ることができる。夜に行われるJAZZの演奏を聴いて、しっとりとした気分に。一日いても楽しめるのが香嵐渓。

11月中が時期とは言うが、なかでもおすすめな時期は11月中旬以降。この時期になると鮮やかに燃えるもみじを見ることができる。

11月下旬に近づくのにつれ、より深く色づいた紅葉の絶景を見ることができる。

11月中は香嵐渓もみじまつりが開催されており、夜間のライトアップをはじめとした様々な催しが行われる。

香嵐渓もみじまつりは、基本毎年11月いっぱい行われる。期間中は日没から21時まで飯盛山がライトアップされたり、香嵐渓広場で行われる猿回しやお囃子、和太鼓の演奏などが楽しめる。

さらにこの時期にしか食べることのできない刀削麺の店が出たりなど、盛りだくさんのイベント。

〒444-2424
愛知県豊田市足助町飯盛

宮町駐車場（1日1,000円で200台まで。香嵐渓まで徒歩2分ほど）
宮町駐車場は香嵐渓に向かう際の人気の駐車場。朝早くからいかなければ駐車できないこともしばしば…。
豊田市役所足助支所駐車場（1日1,000円で120台まで。香嵐渓まで徒歩8分ほど）
足助支所駐車場は宮町駐車場に次ぐ人気の駐車場。こちらも相応に込むので、なるべく早く向かうこと。