市川市動植物園の魅力
動物の種類は豊富で哺乳類329点、鳥類70点、爬虫類30点、合計429点の動物をみることができる。
このなかには、レッサーパンダやオランウータンなどの希少な動物も含まれているので、大きな動物園ではゆっくりみることができなかったとしても、ここではじっくり観察することが出来る。
千葉県市川市にあるが、北部に位置し少し行くと松戸市に入るといった場所。周辺は梨畑が多く収穫シーズには梨を直売している。市販で売られているものよりもみずみずしくとてもおいしい梨が売られている。
動物園の他に植物園も併設。動物園は有料だが植物園は無料で入ることができる。動物園を見た後は一度出て、植物園に行ってみるのがおすすめ。
植物園にはバラ園があり、シーズンにはいろいろな色のバラが咲きほこる。きれいな花を見に多くの方がカメラを片手に訪問。さらに先に進むと湿地帯ゾーンがあり、遊歩道を歩いて進むようになる。
植物をみながら遊歩道をゆっくり歩いていると、どこかに旅行に来ているような感覚にもなる。周辺は小高い山に囲まれ人工物は見えないので、気分も落ち着いてリラックスした気分になれる。遊歩道はかなりの距離があるので、散歩で歩いても日ごろの運動不足が解消できるくらいの運動量になる。
家族におすすめ
首都圏には多くの動物園があるが、都心の動物園程の混雑はなく、子供の見るベースで行動したり、ベビーカーを押しながらゆっくり動物の行動を見ることなど、それぞれの興味のある動物から心行くまで堪能することが出来る。
子供は順路など関係なく興味のある動物の方へ次から次に移るので、そんな状況になっても問題ない。
市川市の運営ということもあり、料金設定がリーズナブル。大人2名、子供2名の標準家庭でも入場料1000円(税抜き)で済む。これで一日動物園で過ごせるので、コスパも良い。
小さい子供は、動物が怖いと思っている子もいると思うが、ここでは触れ合いゾーンが設定されており、大人しい小動物をだっこしたり、なでたり触れ合う場所もある。普段動物と接していない子は慣れるのに時間はかかるかもしれないが、手の中で丸まって寝てしまうモルモットに触れたらとても喜ぶはず。
動物の種類は豊富なため飽きることはないと思うが、もし飽きてしまった場合は ミニ鉄道広場に行きミニSLに乗ることもできる。料金は1歳以上100円(税別)。子供だけではなく、大人が乗っても面白く、一度乗ると何度も乗りたくなるとても面白い乗り物。ビデオや写真をとる場所としても良い。
食事
食堂・売店が園の中のレストハウスの中にある。定員80名のため昼食時間は大変込み合う。当然席がなくなることもあるので、時間を早めるか、遅くするなど対策が必要。
レストランの料金は良心的でカレーライス530円、ハンバーグ丼530円など。
レストハウス内で席が確保できない場合は、外にテイクアウトして食べることができる。
イベント
毎週日曜日と祝日は動物達のパクパクタイムがある。これは、飼育員さんが動物に食事を与える時間を動物ごとにずらして、食べているところを見てもらおうと考えられたイベント。
例えばかピパラが11時30から始まり 最後ニホンザルは15時20から、といった具合に動物ことに時間が異なるので、時間を合わせてみることが出来る。最初にあらかじめ時間をチェックしておくといい。
住所
〒272-0801 千葉県市川市大町284番1外
アクセス(行き方)
自動車
京葉道路市川インターを出て国道14号に入り、市川霊園を目指す(市川霊園と隣接)。
電車
- JR武蔵野線 市川大野駅から徒歩30分
- JR総武線本八幡駅からバスで40分
- 市川大野駅からもコミュニテーバスあり
駐車場
園と隣接した民間の駐車場が240台のスペースであるが、イベントなどがあると駐車待ちになる。
営業時間
午前9時30分から午後4時30(入園は午後4時まで)
休園日
毎週月曜日と年末年始
料金
- 大人400円税別
- 子供100円税別
(未就学児は無料)
- 大人1150円税別
- 子供290円税別
まとめ
- 入場料がリーズナブル。大人2名子供2名で1000円で一日楽しむことが出来る。
- 動物の種類は豊富で合計429点の動物を見ることが出来る。
- 動物と触れ合うコーナーが設定されたり、ミニSLに乗って異なる遊びの体験もすることができる。
- 食事のスペースもあるので、持ち込んでも、レストハウスで食べても、好きな方を選ぶことができる。
- 併設された植物園は無料で楽しむことができ、あたりを緑にかこまれた風景のため、ゆっくり散歩するとリラックスすることができる。