靖国神社の遊就館、日本と世界の関係を学べる展示物に外国人見学者が増加

靖国神社 遊就館 博物館

遊就館の魅力

遊就館は靖国神社と同じ敷地内にある博物館。神社は様々あるが、戦没者や戦争資料を中心にした博物館がある神社は珍しい。政治的に様々な意見がある神社ではあるが、実際行ってみると海外の方も多く参拝しているし、博物館にも近年は見学に訪れる人も多い。特に最近は中東アジア系の外人をよく見かけるようになった。大型バスで外国人の見学が増え、国際的にもかなり名所となっている。

口コミ

行き方

市ヶ谷駅から靖国通りをとにかくまっすぐ行くと、突如南門に出る。

春になると道路沿いにも桜が綺麗に咲く。靖国神社は桜の名所としても有名なところだが、道路沿いにも桜の木が植えられている。

左手に南門があり、入ると、手水があって実は神社そのものにはこちらのほうが近い。南門を真っすぐ歩くと左手に、参拝するところがある。お正月にはここには書初めなどが飾られていたりする。

飲食は休憩所で

あまり周りにはコンビニなどの施設がないので、市ヶ谷あたりでお弁当を買うのが良い。

神社内の注意点は、基本的に飲食が禁止されていることとゴミの持ち帰り。座るところはところどころにあるが、飲食をしたい場合は休憩所を利用すること。

靖国会館一階の休憩所と、もう一つがトイレと併設された休憩所がある。新しく建てられた休憩所は、冬は暖房が効いており、真新しい施設なので快適にすごせる。道を挟んでパール判事の銅像がある。

遊就館の展示

遊就館は外からもゼロ戦や、野戦重砲の展示が見える。2階建の建物でエスカレーターが入ってすぐ。ここを上がっていくと映画館がある。40分程の映画が上映されている。

戦争を中心に展示していると思われているが、実はこれまでの日本が今日までどのように国家として、世界と関係してきたか、歴史的な背景を詳しく説明しているのがこの博物館。教科書ではあまり習わない部分などが展示されていたり、軍服や軍刀あるいは戦闘機や大砲なども展示されている。

入場料が1000円と少し高く感じるが、内容的にはかなりしっかりしており、展示物を全部見るのに2~3時間ぐらいかかる。一つ一つがかなり中身が濃いので、見るのに時間がかかる。特に戦前の歴史では、幕末の展示が充実している。

休憩

玄関ホールのところにレストランとおみあげコーナーがある。歩き疲れたらここで休憩できる。

パール判事横の展示

パール判事の横にある展示物もあるが、こちらにはインパール作戦(ウ号作戦)の戦没者遺品が飾られている。壊れた甲冑や、足袋など生々しい遺品に戦争のすさまじさが見て取れる。戦争について考えさせられる資料がたくさん展示されている。

所在地

〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目1−1

開館時間

午前9時~午後4時30分
※元日 午前0時~午後4時30分
※みたままつり期間中(7月13日~16日)、午前9時~午後9時
※入館は閉館の30分前まで

入場料

  • 大人 1,000円(実は最近上がりした。昔は800円)
  • 大学生 500円(短期大学生・専門学校生などを含む)
  • 中学・高校生 300円
  • 小学生 無料

設備

  • 車椅子貸し出し(3台準備)玄関ホールにて受付
  • おむつ換えベッド(乳児・幼児用)各女子トイレに一ヶ所、簡易式ベットを設置

アクセス

JR

  • 中央・総武線各駅停車「飯田橋駅(西口)」、「市ヶ谷駅」より徒歩(約10分)

地下鉄

  • 東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩(約5分)
  • 有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩(約10分)
  • 東西線/有楽町線/南北線「飯田橋駅(A2出口、A5出口)」より徒歩(約10分)

参拝者駐車場

利用時間午前8時〜午後10時
本殿内での正式参拝をされた方は無料
※駐車場自体はそれほど大きくないので、鉄道が無難

まとめ

  • 遊就館は靖国神社と同じ敷地内にある博物館。
  • 大型バスで外国人の見学が増え、国際的にも名所となっている。
  • 春になると道路沿いにも桜が綺麗に咲く。
  • あまり周りにはコンビニなどの施設がないので、市ヶ谷あたりでお弁当を買うのが良い。
  • 神社内の注意点は、基本的に飲食が禁止されていることとゴミの持ち帰り。
  • 座るところはところどころにあるが、飲食をしたい場合は休憩所を利用すること。
  • これまでの日本が今日までどのように国家として、世界と関係してきたか、歴史的な背景を詳しく説明。
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