徳川美術館、徳川家の姫たちの国宝級のお雛様が圧巻!ひな祭りの企画展

徳川美術館 美術館

徳川美術館の魅力

徳川美術館は名前が表す通り、尾張徳川家の宝物を所蔵している美術館。国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件などを所蔵。とても閑静な住宅街、徳川園の中にある。

毎年の企画展でとても人気のあるのは、お雛様の時期に行われるイベント。徳川家の姫たちのお雛様が一間に集められて展示されるのが圧巻。その時代によって、お雛様たちの顔や髪型が違っていることなどが歴史の勉強にもなる。

さらに女性たちの目を奪うのは、その精巧に作られたミニチュアのお雛様道具。貝合わせの貝に小さな文字がきちんと書かれていたり、ドールハウスのようなこの素晴らしさは、子供から大人まで、なかなか展示ウィンドーから離れられないくらい魅力的。そのため、この時期の混雑はすごいので、余裕を持った時間配分が必要。

徳川美術館は、子供にとっては、少し退屈かもしれませんが、日本の歴史に興味のある大人たちにとっては、とても勉強になり、かつ徳川園は癒しの場所となる。
ぜひ一度は訪れたい名古屋の代表的な美術館。

徳川園

徳川美術館のミュージアムショップで最後に記念のカードなどを購入した後は、徳川園の散策をするのがおすすめ。

特に恋人同士やお見合いの時にはじっくりと庭園を散歩しながら、じっくりとお互いのコミュニケーションを取ることができる。

徳川園は御三家の筆頭、尾張藩2代藩主光友が隠居所であった大曽根屋敷に移って住んだことがこの起源。庭園は池泉回遊式日本庭園。大名庭園の荘厳さが表現されていると言われていて、四季折々の自然の美しさを堪能できる。

蓬左文庫

この他にも蓬左文庫など、徳川美術館を訪れると同時に日本の代表的な宝物を見ることができる場所が近くにはあるので、ぜひ立ち寄ってみるとよい。蓬左文庫は、徳川美術館のすぐ隣なので、共通チケットを購入しておくと割安。

和菓子

美術館や庭園を出た後に基幹バスの通りに出て、美味しい和菓子をおみやげに持って帰ることをぜひおすすめしたい。
和菓子店 「芳光」のわらび餅は本当にもちもちして美味しく、昔から大人気で、名古屋ではとても有名。御使い物にはこのわらび餅を持って行くと大変喜ばれる。全国の食通さえも唸らせると評判の和菓子だが、作っている時期が限られているので、お店に問い合わせをしてから行った方がよい。

もちろん、わらび餅だけでなく、他の和菓子も美味しいので、記念に購入していくと思い出も一段と濃く、記憶に残る。

ラーメン

もう一軒、おすすめもラーメン店がこの通りにはある。如水(じょすい)と言って、とんこつラーメン、塩ラーメンがとても美味しい。ランチ時ともなると、カウンターの周りを人が囲むような形で椅子が置かれていて、すべて満席になる。

でも、そこはラーメン屋の良いところで、それほど待たなくても回転よく食することができる。店の人たちもいつも元気な声を出していて、感じの良い店。美術館でデートをした帰りに、気取らずに打ち解けられる場所で一緒のランチをすると、また二人の距離が一段と縮むことに一役かってくれる場所でもある。

開館時間

美術館の開館時間は10時から17時までだが、16時半までに入場を終えておく必要がある。
閉館日は月曜日だが、祝祭日は開館され、直近の次の平日が休みとなる。

令和1年12月16日から令和2年1月3日までは美術館のメンテナンスのために休みになるので、遠方から来る場合は特に注意が必要。

入館料

  • 入館料は一般1400円。高校、大学生は700円、小中学生は500円。
  • 65歳以上、障がい者の人たちは割引があるので、年齢が確認できるものや、障がい者手帳を必ず持参していくこと。
  • 高校生、大学生は学生証の提示が必要なため(学生割引がある)、やはり携帯が必要。
  • 毎週土曜日は小中高生は無料なので、この日に行った方がファミリーの場合はお得。

交通

公共交通機関で行った方がおすすめ。

専用駐車場は無料だが、17台しか入ることができない。近くにある徳川園駐車場は無料ではないので、ゆっくりと鑑賞するならば、名古屋駅からだと、市バス、または名鉄バスに乗って、徳川園新出来で下車する方法が一番楽。

JR大曽根、地下鉄大曽根駅からは下車後、10分から15分歩かなければいけないので、バスの方が徒歩の場合は楽。

食事

食事は宝善亭があり、日本料理を楽しむことができる。ただ、昼の旬小箱は値段的にもお手頃なので人気で、すぐに売り切れてしまう。

予算に余裕があれば、葵、初音といった懐石料理があるので、それを予約していった方が無難。価格は葵が4860円、初音が7020円(税込)。

コーヒーラウンジもあるので、そこで簡単にサンドイッチなど軽食もできる。

美術館の周辺は、住宅街なので、レストランとか、子連れで行けるような場所があまりない。

住所

〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017

まとめ

  • 尾張徳川家の宝物を所蔵している美術館。
  • 国宝9件、重要文化財59件などを所蔵。
  • お雛様の時期に、徳川家の姫たちのお雛様が一間に集められて展示されるイベントが圧巻。
  • 徳川園の散策をするデートがおすすめ。
  • 蓬左文庫との共通チケットがお得。
  • 和菓子店 「芳光」のわらび餅、如水(じょすい)のラーメンがおすすめ。
  • 美術館の周辺は住宅街で、子連れで行ける場所がない。
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