東京湾三番瀬で初日の出を見る!野鳥観察や釣り、潮干狩りも楽しめる穴場

三番瀬の初日の出 公園

三番瀬とは

三番瀬(サンバンゼ)は東京湾の最奥部に位置し、市川市、浦安市、他各市の東京湾沿いに広がる約1800ヘクタールの干潟。深いところでも干潮時の水深が5mほどの浅瀬で、日々繰り返される干満により、土の中に酸素が供給され、多くの生き物を育てている。干潟としては東京湾奥部最大の面積であり、日本の重要湿地500指定地に含まれる。

市川・浦安エリアでは、三番瀬を取り囲むように、堤防がつくられており、目の前に東京湾が広がっているので、障害物はなく海から登る太陽を拝むことが出来る。

初日の出を見るには、この場所はかなりの穴場。京葉線の新浦安駅と市川塩浜駅の中間に位置しているので、普段はあまり人影も多くなく、近隣の方でも行ったことが無い方も多いはず。しかし、ここからの眺めは最高で、海がこんなに近くにあるんだということを再認識できる。

三番瀬は東京湾の中でも浅い部分のため、多くの生き物が生息している。その生物を食べに季節によって違う野鳥を見ることができる。ハマシギ、大ソリハシシギ、スズガモ、コアジサシなどの四季折々の野鳥が立ち寄り休息をとる。貴重な鳥を写真に収めるため、カメラをもったファンも多く見かける。

三番瀬の海は波がほとんどなく静かな海。そのため、ここに来るとなぜかホッとするなど、海を見るだけでも日ごろのストレスを解消する効果もある。

初日の出を見る

電車の場合、JR京葉線の新浦安駅と市川塩浜駅の両駅ともに歩いて三番瀬に行く場合、15分から20分ほどかかり、不便さを感じることはあるが、三番瀬に着き太陽が海から昇る瞬間には報われる。

三番瀬周辺はコンクリートの堤防で囲まれているので、堤防に登らない限り、下に落ちるといった危険はない。足元もアスファルトになっているので、歩きやすくなっている。だたし、太陽が昇るまでは、あたりがうす暗い状態なので、足元を照らすライトなどあるとよい。

海面に太陽の光の道が出来る瞬間、くらい時は周りの景色が灰色にみえていたのに太陽に照らされた瞬間世界に色がつくところ、太陽が昇ると光だけでなく温かさも感じることができる。

元旦からこんなに良い経験ができたら、その年は良い年になることは間違いないと気分的にもテンションがあがる。

季節を楽しむ

場所を覚えておけば、異なる季節でいろいろな楽しみ方がある。三番瀬は生命のゆりかごと言われているので、多種多様な生き物がいる。そのため四季折々の野鳥が立ち寄るので、カメラや双眼鏡を持ってくれば、貴重な野鳥の姿を確認することができる。

貝や魚も生息しているので、潮干狩りや魚釣りを楽しめる。夏ごろになるとハゼ釣りができ、魚釣りをしてみたいけど釣り未経験の方などは、簡単なハゼ釣りから始めても面白い。

住所

〒279-0013 千葉県浦安市日の出8丁目1

料金

施設ではないので、料金はかからない。

アクセス(行き方)

  • JR京葉線市川塩浜駅から徒歩15分
  • JR東日本京葉線新浦安駅から徒歩20分

駐車場情報

  • 駐車場の用意はない。車の場合は路上駐車となるので、そのあたりは自己責任で。
  • 駅周辺には、時間貸し駐車場もあるで、そちらに駐車も可能。

混雑状況

時間的にも早朝で、まだくらいうちに移動しないといけないため、近所に住んでいる人が見に来ることが多く、かなりマイナーなスポット。そのため、混雑して海から登る太陽が見えなかったという状況はない。天候次第ではあるが、都市部から近い身近なところで海から上がる初日の出が見られることに、感動をすることは間違いなし。

食事情報

施設ではないので、食事が出来るところは近くにはない。行く途中にコンビニエンスストアはあるので、途中で購入するのがおすすめ。

家族で行くのにおすすめ

首都圏にお住まいの方でしたら、お手軽に行ける点が良い。海沿いは高層ビルが立ち並んだり、港やコンビナートなどで立ち入りができないなど制約があるが、ここは開発が出来ないため、景観が良い。気軽に行けて、初日の出をみることが出来る。とても貴重な場所。

まとめ

  • 三番瀬は東京湾沿いに広がる約1800ヘクタールの干潟。
  • 干潟としては東京湾奥部最大の面積で、多くの生き物を育てている。
  • 障害物はなく海から登る太陽を拝むことが出来る。
  • 三番瀬の海は波がほとんどなく静かな海。
  • 貝や魚も生息しているので、潮干狩りや魚釣りを楽しめる。
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